りんごの木は大地に根をはり、太陽に向かって枝葉を広げ、20年の歳月を経て一人前の木になります。
青森市の西側に位置する浪岡地区・鹿内農園のりんごは西暦1900年ごろから栽培が始まり、青森の厳しい風土のなか、祖先の知恵と情熱によって守られながら親子五代にわたりりんご農家を営んでいます。
園面積4ヘクタール・約3000本のりんごの樹を栽培し、化学肥料を使わず有機肥料のみで栽培しています。
ある時、毎年参加するりんごの即売会で、ご年配の女性から「去年あんたから買ったりんごが美味しかったからまた買いにきたよ」と声をかけられ、言葉が見つからないほど感動しました。
それ以来、その感動を忘れることなく、新鮮で美味しいりんごをもっとたくさんの人に味わっていただきたいという想いでりんご栽培に励んでいます。